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【9月のコラム】インフルエンザ予防接種、いつ受けるのがベスト?|昨季は10月に注意報・北空知の助成と接種の流れをわかりやすく解説

2026年8月21日

 

インフルエンザ予防接種、いつ受けるのがベスト?|深川内科クリニック 9月のコラム

 

「インフルエンザの予防接種、毎年受けようと思いながら、気づいたら流行が始まっていた」――そんな経験はありませんか?

実は昨シーズン(2025-26年)、インフルエンザは例年より早く流行が立ち上がり、深川保健所管内でも10月下旬にインフルエンザ注意報が発令されました。ワクチンは接種してから効果が出るまでに約2週間かかるため、「流行してから慌てて打つ」のでは間に合わないことがあります。

北海道深川市の深川内科クリニックでは、毎年秋にインフルエンザワクチンの接種を行っています(13歳以上)。この記事では、北海道の流行時期から逆算した接種のベストタイミング、深川市など北空知にお住まいの65歳以上の方の助成制度、当院での接種の流れを、内科のかかりつけ医の立場からわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • ・インフルエンザワクチンは「いつ」接種するのがよいか
  • ・昨シーズンの深川周辺の流行状況
  • ・65歳以上の方の定期接種(深川市・妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町・雨竜町の助成)
  • ・当院での接種の流れと持ち物
  • ・新型コロナワクチンとの同時接種について
  • ・よくあるご質問(FAQ)

接種のベストタイミングは「流行前」― 10月中〜11月前半がおすすめ

インフルエンザワクチンは、接種してから抗体ができるまでに約2週間かかり、効果は約5か月続くとされています。北海道では例年12月〜2月頃に流行のピークを迎えるため、10月中〜11月前半に接種を済ませておくと、流行本番を万全の状態で迎えられます。

特に昨シーズンは全国的に流行の立ち上がりが早く、深川保健所管内でも令和7年10月20日〜26日の週に定点医療機関あたりの患者報告数が20.00人となり、注意報の基準に達しました。「11月に入ってから考えよう」と思っていたら、すでに周りで流行が始まっていた――ということが実際に起こっています。

当院でも例年10月中旬からインフルエンザワクチンの接種を開始しています。今年度の開始日・料金は、決まり次第当院のお知らせでご案内しますので、あわせてご確認ください。

接種の対象と料金 ― 65歳以上の方は市町の助成があります

接種の対象(当院)

  • 13歳(中学生)以上の方 ※中学生は保護者同伴でお願いしています
  • 北空知にお住まいの65歳以上の方(深川市・妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町・雨竜町):市町の助成による定期接種の対象です

65歳以上の方のインフルエンザ予防接種は、予防接種法に基づく定期接種(B類疾病)に位置づけられており、お住まいの市町から接種費用の助成があります。高齢の方はインフルエンザにかかると肺炎などを合併して重症化しやすいため、毎年の接種が特におすすめです。

料金の目安(昨年度・令和7年度の実績)

区分 窓口でのお支払い
一般の方(13歳以上・助成対象外) 4,500円(税込)
深川市にお住まいの65歳以上の方 1,500円(生活保護受給者の方は0円)
妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町にお住まいの65歳以上の方 0円
雨竜町にお住まいの65歳以上の方 2,000円

※上記は令和7年度(昨シーズン)の実績です。今年度(令和8年度)の料金・助成内容は、各市町の案内および当院のお知らせで最新情報をご確認ください。65歳以上の方には、お住まいの自治体から問診票・接種券が郵送される場合があります。

当院での接種の流れ ― 診療日にそのまま接種できます

当院のインフルエンザ予防接種は、例年ご予約不要で実施しており、当日のご体調と予診(医師の診察)に問題がなければそのまま接種いただけます。接種可能日は月・火・水・金曜日と土曜日の午前、受付は午前11:30まで・午後16:30までです(通常の診療時間と異なりますのでご注意ください)。

1. 受付・問診票の記載

受付後、当日の体調や既往歴などを問診票にご記入いただきます(3〜5分程度)。65歳以上の方で自治体から問診票が郵送されている場合は、事前にご記入のうえお持ちいただくとスムーズです。

2. 接種前の予診

ワクチンを接種できる状態か、医師が問診票の確認と予診を行います。近日中にほかのワクチンを接種した方・接種予定の方は、接種間隔の確認が必要ですので、受付時にお申し出ください。

3. 接種

予診で問題がなければ、看護師が処置室でワクチン注射を行います。接種部位(上腕)を出しやすい服装でお越しいただくのがおすすめです。

4. 15分の経過観察・ご帰宅

接種後は、アナフィラキシーなどの重い副反応が出ないか、院内で15分ほど様子を見てからご帰宅いただきます(過去のアレルギー歴によっては30分お待ちいただく場合があります)。

当日の持ち物

  • ・診察券(初診の方はお申し出ください)
  • ・マイナ保険証(または資格確認書)
  • ・65歳以上の助成対象の方:自治体から届いた問診票・接種券
  • ・お薬手帳・過去のワクチン接種歴がわかるもの

新型コロナワクチンとの同時接種もできます

当院では、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種にも対応しています(接種の可否は医師の判断によります)。「何度も来院するのが大変」という方は、1回の来院で両方の接種を済ませることができます。

新型コロナワクチンは、mRNAワクチンのコミナティ(ファイザー社)に加え、組換えタンパクワクチンのヌバキソビット(武田薬品)も取り扱っており、ご自身の状況に合わせて選択いただけます。「mRNAワクチン以外の選択肢を探していた」という方もお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

Q. ワクチンを打てば、インフルエンザには絶対かかりませんか?

ワクチンは発症をある程度予防するとともに、かかった場合の重症化を防ぐ効果が期待できます。接種していてもかかることはありますが、肺炎などの重い合併症のリスクを下げられることが大きなメリットです。手洗い・マスク・室内の加湿といった日常の対策との併用が効果的です。

Q. 接種は毎年必要ですか?

はい。インフルエンザウイルスは毎年流行する型が変わり、ワクチンもそれに合わせて毎年作り直されています。また、接種でついた抗体は時間とともに減っていくため、毎年秋の接種をおすすめします。

Q. 何回打てばよいですか?

13歳以上の方は原則1回接種です。65歳以上の助成(定期接種)も、接種歴にかかわらず年度内1回が対象です。

Q. 風邪気味でも接種できますか?

37.5℃以上の発熱がある場合は接種できません。軽い鼻水程度であれば接種できることが多いですが、当日の体調をもとに医師が判断しますので、ご心配な方は受付でお申し出ください。

Q. 卵アレルギーがあるのですが、大丈夫ですか?

インフルエンザワクチンの製造には鶏卵が使われていますが、含まれる卵の成分はごく微量で、多くの場合は接種可能です。過去に卵で強いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方は、必ず予診の際にお伝えください。

Q. 副反応はありますか?

接種した部位の赤み・腫れ・痛みが1〜2割の方にみられますが、通常2〜3日で自然におさまります。ほかに発熱・だるさなどが出ることもあります。まれに重いアレルギー反応が起こることがあるため、接種後は院内で15分の経過観察をお願いしています。

インフルエンザ予防接種は、深川内科クリニックへ

北海道の長い冬を元気に過ごすために、インフルエンザワクチンは「流行が始まる前」の接種が肝心です。特に65歳以上の方や、糖尿病・心臓・呼吸器などの持病がある方は、重症化予防のためにも早めの接種をご検討ください。今年度の接種開始日・料金は、決まり次第当院のお知らせでご案内します。

また、健診の受け忘れがある方は、接種とあわせて年に1回の健康チェックもおすすめです。詳しくはコラム「深川市の特定健診はもうお済みですか?」もご覧ください。

医療機関名 深川内科クリニック
所在地 〒074-0005 北海道深川市五条2番14号
電話番号 0164-23-5511
接種可能日 月・火・水・金曜日、土曜日(午前)
受付:午前11:30まで/午後16:30まで
休診日 木曜午後・土曜午後・日曜・祝日

参考:厚生労働省「インフルエンザQ&A」、北海道感染症情報センター(深川保健所管内の流行状況)、深川市・各町の高齢者インフルエンザ予防接種のご案内。制度・料金は年度により変更される場合があります。本記事の内容は公開時点の情報です。最新の情報は当院のお知らせおよび各自治体の案内をご確認ください。