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【臨時コラム】深川市など北空知でインフルエンザ予防接種が前倒しへ|当院は9月14日から接種開始・予約なしで当日接種できます

2026年9月14日

深川市など北空知でインフルエンザ予防接種が前倒し。予約不要・当日接種OK。深川内科クリニック

「インフルエンザの予防接種は、いつも10月に入ってから」。深川市の多くの方がそう考えていらっしゃると思います。ところが今年は事情が違います。北海道は2026年8月27日に、過去10年で最も早いインフルエンザの流行入りを発表しました。そして9月10日、深川医師会から当院を含む関係医療機関に対し、北空知1市4町(深川市・妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町)および雨竜町では、高齢者インフルエンザ定期予防接種の開始時期を前倒しし、準備が整った医療機関から順次接種可能とする(9月中の接種開始も可)との連絡がありました。

深川内科クリニックでは、この決定を受けてワクチンの確保と院内の受け入れ体制を整え、2026年9月14日(月)からインフルエンザ予防接種を開始しました。予約は不要です。この記事では、前倒しの背景となっている深川周辺の最新の流行状況、当院での接種の流れ、対象となる方と自己負担額をまとめました。

この記事でわかること

  • ・深川市など北空知で高齢者インフルエンザ予防接種の開始が前倒しされる理由
  • ・深川保健所管内と近隣(滝川・旭川・札幌)の最新の流行状況(第36週)
  • ・当院の接種開始日(9月14日から開始済み)と接種できる曜日・時間
  • ・予約なしで接種を受けるときの流れと、来院前に準備しておくもの
  • ・対象となる方(65歳以上など)と今年度(令和8年度)の自己負担額
  • ・接種前によくいただくご質問への回答

なぜ今年は前倒しなのか|深川保健所管内もついに「0」ではなくなりました

北海道感染症情報センターの発表によると、道内のインフルエンザ定点あたり報告数は2026年第36週(8月31日〜9月6日)で1.82となり、流行入りの目安である1.00を3週連続で上回っています。例年、道内で流行入りするのは11月から12月ですから、2〜3か月早いペースです。

当院の商圏である深川保健所管内は、8月末の時点では0.00でした。しかし第35週に0.33、第36週には0.67と、深川でも患者さんの報告が始まっています。

地域(保健所) 第34週
8/17〜23
第35週
8/24〜30
第36週
8/31〜9/6
北海道全体 1.12 1.62 1.82
深川 0.00 0.33 0.67
滝川 1.25 12.25 6.75
旭川市 0.43 1.86 1.57
岩見沢 3.00 3.33 1.67
札幌市 1.12 1.12 2.31

出典:北海道感染症情報センター「インフルエンザ 保健所別定点あたり報告数」(2026年9月時点)。定点あたり報告数=1医療機関あたりの1週間の患者数。1.00超で流行入り、10.0で注意報、30.0で警報の目安。

とくに注目していただきたいのが、隣の滝川保健所管内です。第35週には12.25と注意報レベル(10.0)を超え、第36週も6.75と高い水準が続いています。深川市は通勤・通学・買い物で滝川・旭川と日常的に行き来がある地域ですので、流行が届くのは時間の問題と考えるのが自然です。

こうした早期流行を受けて、北空知の各市町では例年10月からとしていた高齢者の定期予防接種を前倒しし、準備が整った医療機関から順次接種できることになりました。

当院は9月14日から接種を開始しました

深川内科クリニックでは、例年10月中旬からインフルエンザワクチンの接種を行ってきましたが、今年は前倒しの方針を受けて、2026年9月14日(月)から接種を開始しています。開始にあたり、次の準備を整えました。

  • ・ワクチンの早期確保(入荷済み)
  • ・予診票・問診票の準備と、市町ごとの助成手続きの確認
  • ・接種後15分の経過観察スペースを含む院内の受け入れ体制

65歳以上の方などの定期接種(市町の助成あり)、助成対象外の方の任意接種とも、本日から診療日にそのまま接種できます。市町からの予診票が届いていない方でも、当院の予診票でお受けできます。「もう受けられますか?」というお電話でのお問い合わせも歓迎いたします。

なお、雨竜町からの関係書類の送付は他の市町より少し遅れる可能性があるとの連絡を受けています。雨竜町にお住まいの方は、開始日のご案内をお待ちいただくか、お電話でご確認ください。

予約は不要です|当日そのままお越しください

当院のインフルエンザ予防接種は、事前予約なしで受けていただけます。診療日であれば、受付でお声がけいただくだけで接種できます。「予約の電話がつながらない」「予約日まで待つあいだに流行が来てしまった」といった心配は要りません。

ステップ1:接種できる日と時間を確認する

  • ・接種可能日:月・火・水・金曜日(終日)、木曜日(午前のみ)
  • ・受付時間の目安:午前は11:30まで、午後は16:30まで
  • ・木曜午後・土曜午後・日曜・祝日は休診のため接種できません

接種後に15分の経過観察をお願いしているため、通常の最終受付より少し早めにお越しください。

ステップ2:持ち物を準備する

  • ・健康保険証またはマイナ保険証(年齢・住所の確認に使います)
  • ・お薬手帳(持病で通院中の方)
  • ・市町から届く予診票や案内書類(届いている場合)

市町から予診票が届いていない場合でも、当院に用意している予診票でお受けできます。

ステップ3:当日の流れ(所要時間の目安は30分前後)

  • ・受付で「インフルエンザの予防接種を希望」とお伝えください
  • ・問診票をご記入いただきます
  • ・医師が予診(体調・持病・アレルギーの確認)を行います
  • ・看護師が接種します
  • ・院内で15分ほど経過を観察し、問題がなければご帰宅いただけます

当院は院内処方ですので、通院中の方は普段のお薬の処方や、内分泌内科での糖尿病・甲状腺の定期受診と同じ日に接種を済ませることもできます。ご希望の方は受付でお申し出ください。

対象となる方と自己負担額の目安

今回前倒しされるのは、予防接種法に基づく「定期予防接種(B類)」です。対象は次の方です。

  • ・65歳以上の方
  • ・60〜64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能に重い障害がある方、またはHIVにより免疫機能に重い障害がある方(身体障害者手帳1級相当)

お住まいの市町によって自己負担額が異なります。以下は各市町から届いた令和8年度の案内に基づく金額です。市町の案内では接種推奨期間は10月15日〜12月31日とされていますが、早期流行を受けて、準備が整った医療機関から前倒しで接種できることになっています。

お住まいの市町 自己負担額(令和8年度)
深川市 1,500円
妹背牛町・北竜町 無料
秩父別町 65歳以上:無料/60〜64歳(対象の方):1,000円
沼田町 65歳以上:無料/60〜64歳(対象の方):1,000円(町発行の証明書を提示した非課税世帯の方は0円)
雨竜町 案内が届き次第ご案内します(昨年度は2,000円)
上記以外・助成対象外の方(任意接種) 4,500円(税込)

※各市町とも、生活保護を受けている方は全額免除です(深川市は受給証、4町は町発行の証明書をお持ちください)。出典:深川市・妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町「高齢者インフルエンザ予防接種のご案内(令和8年度版)」。助成の内容は変更される場合があります。

助成対象外の方(64歳以下で上記に当てはまらない方)の任意接種も、9月14日から受けていただけます。こちらも予約は不要です。

接種を急いだほうがよい方・受診の目安

ワクチンは接種から抗体ができるまで約2週間かかり、効果はおよそ5か月続くとされています。9月中〜10月前半に接種すれば、流行の本格化に間に合い、かつ年明けから2月ごろの流行のピークまで効果が続く計算になります。次に当てはまる方は、早めの接種をおすすめします。

  • ・65歳以上の方
  • ・糖尿病・心臓病・腎臓病・呼吸器疾患(COPD・喘息など)で通院中の方
  • ・リウマチ科で免疫を抑える薬(生物学的製剤・ステロイドなど)を使用中の方
  • ・受験生や、小さなお子さん・高齢のご家族と同居している方

また、すでに発熱・のどの痛み・関節痛・強いだるさなどの症状がある方は、予防接種ではなく発熱外来での受診をご検討ください。発熱で受診される際は、他の患者さんへの配慮のため、来院前に0164-23-5511までお電話をお願いします。

よくあるご質問

Q. 本当に予約なしで大丈夫ですか?待ち時間は?

はい、予約は不要です。通常の診療の合間に接種を行うため、混み合う時間帯は30〜60分ほどお待ちいただくことがあります。比較的空いているのは午前中の早い時間帯と、午後の診療開始直後です。

Q. 9月に接種すると、冬の終わりまで効果がもちませんか?

ワクチンの効果は約5か月続くとされています。9月下旬に接種した場合、2月下旬ごろまで効果が期待できます。今年は流行が例年より2〜3か月早く始まっているため、「流行の入り口に間に合わせる」ことのほうが重要と考えています。効果の持続について不安がある方は、予診の際に医師にご相談ください。

Q. 深川市以外(妹背牛・秩父別・北竜・沼田・雨竜)に住んでいますが、当院で受けられますか?

受けられます。北空知6市町はいずれも当院が実施医療機関となっており、お住まいの市町の助成を適用して接種できます。市町からの案内書類が届きましたら、お持ちください。

Q. 60〜64歳ですが、助成の対象になりますか?

心臓・腎臓・呼吸器またはHIVによる免疫機能の障害で、身体障害者手帳1級の認定を受けている方は定期接種の対象です(他の項目での1級や2級以下は対象外)。それ以外の60〜64歳の方は任意接種(自己負担4,500円・税込)となります。ご自身が対象かどうか分からない場合は、受付でご相談ください。

Q. 新型コロナワクチンと同じ日に受けられますか?

インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同時接種が可能とされています。65歳以上の方などを対象とした新型コロナワクチンの定期接種は、深川市など北空知1市4町では10月15日から開始予定です(自己負担:深川市10,000円、妹背牛町・秩父別町・北竜町・沼田町3,000円。生活保護を受けている方は深川市無料・4町1,500円)。助成対象外の方(13歳・中学生以上)の新型コロナワクチンは任意接種(自費)となり、当院では15,400円(税込)です。なお、インフルエンザは予約不要ですが、新型コロナワクチンのみ予約制です。接種をご希望の方は、お電話(0164-23-5511)または受付でご予約ください。同時接種をご希望の方は、予約の際にお申し出ください。

Q. 持病があり、体調に波があります。接種しても大丈夫ですか?

当日の予診で医師が体調を確認し、接種の可否を判断します。37.5℃以上の発熱がある場合や、体調が明らかに悪い場合は接種を見合わせ、日を改めていただきます。通院中の方は、普段の診察の際に接種の相談をしていただくのが安心です。

まとめ|深川内科クリニックは9月14日から接種開始・予約不要

今年のインフルエンザは過去10年で最も早く流行が始まり、深川保健所管内も第36週で0.67と、患者さんの報告が出はじめました。隣の滝川では一時12.25と注意報レベルに達しています。これを受けて北空知の各市町は高齢者の定期予防接種を前倒しし、当院は9月14日から接種を開始しました。

深川内科クリニックは35年以上にわたり深川地区のプライマリケアを担ってきました。予防接種は予約なし・当日接種で受けていただけます。お住まいの市町からの案内書類(届いている場合)と健康保険証をお持ちのうえ、お早めにお越しください。

関連コラム:北海道でインフルエンザが流行入り(過去10年で最速)/インフルエンザ予防接種、いつ受けるのがベスト?

医療機関名 深川内科クリニック
所在地 〒074-0005 北海道深川市五条2番14号
電話番号 0164-23-5511(発熱時は来院前にお電話ください)
診療時間 午前 8:30〜12:00(最終受付11:45)
午後 13:30〜17:00(最終受付16:45)
※木曜午前は最終受付11:00
休診日 木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
予防接種 予約不要。月・火・水・金曜日と木曜日午前に実施(受付は午前11:30・午後16:30まで)

参考:一般社団法人深川医師会「インフルエンザワクチン定期予防接種の開始時期の前倒しについて」(2026年9月10日)、北海道感染症情報センター「インフルエンザ定点あたり報告数(保健所別)」(2026年第36週)、厚生労働省「インフルエンザQ&A」。流行状況は日々変化します。最新の情報は北海道感染症情報センターの発表をご確認ください。助成制度の内容は変更される場合があります。最新の情報は各市町の案内をご確認ください。本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。